偏差値30中学受験

小学校入学前から、中学受験を意識し塾通いをしていたのに、小学五年の秋、首都圏模試で偏差値30を叩き出しました。
塾を変え、心機一転偏差値50の中学を目指します。
私の後悔が参考になればと思います。

プロ講師の個別指導

入塾時に、講師に依頼したのは、

「A中学を受験させたいので、勉強をみて欲しい。共働きなので母が勉強をみることは不可能。」

「国語の長文読解を教えて欲しい」

の2点でした。

しかし、

三年経過しても、以上の2点は、いずれも成し遂げられていなかったようです。


私は、息子が二年生から三年生の二年間、毎日9時に帰宅していたため塾に丸投げでした。

赤ちゃんの頃から続けていた、通信教育の進研ゼミも本人に任せ、たまにチェックして白紙なら息子を怒る。

そんな状態で、やる気も出るはずがありません。


そして、入塾して、一年経過しても、学校の成績は上がらず私から塾に申し出て面談をしました

。この現状をどう捉えるか?どうすべきか?


その際、講師が私に話したことは、

・息子の隣に座って勉強を教えている。

・息子はとにかく早く終わらせたいタイプなので、ミスは多いがじっくり時間をかけて取り組むタイプより扱いやすい。遅咲きのタイプ。

・集団塾のデメリット。


私が聞きたいことと回答が噛み合っていないことに、違和感を感じました。

しかし、まだ三年生だからいいかと焦りもなく、とりあえず様子をみることに。

しかし、四年生になっても成績は一向に上がるどころか下がる勢い。


進研ゼミもタブレット型にしたところ毎日I padばかり眺めて肝心の勉強は、私に怒られ月末まとめてやる始末。

勉強習慣が身に付いていません。


そして11月受けた四谷大塚の全国統一テストで偏差値38。もちろん塾に面談を申し込みました。


しかし塾講師は、どんなに自分が教え方が上手いか、息子と勉強以外にコミニュケーションをとっているかを語り、しまいには息子は、社交性があるから詰め込み学習で偏差値が高い中学ではなく、無理無く偏差値40位の学校に進んだ方がいいと薦めてきました。

講師は

「まさかA中学を受けるわけではないでしょうから」

と言い出したのです。

「A中学は今は手が届きませんが、最初から諦めさせたくないので、目標にしてください。」

と答えたものの転塾を考えました。


ここで塾を辞めれば良かったのですが、息子は講師を慕っていました。

何度もその後息子と塾を辞める辞めないでバトルを繰り広げましたが、結局本人の意向を尊重し、続けました。

また、集団塾の冬期講習に参加したものの、内部生向けの授業について行けず、本人に劣等感を与えてしまいました。

私自身もプロ講師の個別指導で成績が上がらないならどこに行っても同じでは?そう考えました。